インターネット詐欺リポート(2019年7月度)オンラインストレージを悪用するフィッシング詐欺の増加を観測
2019年度7月の詐欺リポートでは、正規のオンラインストレージサービスを隠れみのに使ったフィッシング詐欺について取り上げます。詐欺ウォールで観測した、オンラインストレージサービスを悪用したフィッシング詐欺サイト数は、2018年上半期に増加し、同年下半期に8件まで減少したものの、2019年上半期で22件と若干の増加傾向にあります。
具体的な手口は、キャリアやISPなどの認証情報詐取を目的とした偽のログインページを、オンラインストレージサービス上に設置し、フィッシング詐欺メールによって利用者を誘導し、メールアドレス、パスワードを搾取します。オンラインストレージサービスを使用したフィッシング詐欺サイトのURLは、正規サービスのドメインとなっているため、URL確認だけでは詐欺サイトと判断するのは極めて困難です。
オンラインストレージを悪用したフィッシング詐欺サイトの画面
同様の報告は、2019年6月にフィッシング対策協議会からも報告されており、今後偽サイトを偽装する手段として、動行を注視していかなくてはならないものだと考えます。
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過去リポート
「詐欺ウォール™ / Internet SagiWall™」について
ユーザーがウェブブラウザーで悪意のあるサイトへアクセスした際に、コンテンツをリアルタイムで検査・警告します。認証情報やクレジットカード番号などの認証情報を間違って入力することを防ぐセキュリティーソフトです。ウイルス対策ソフトでは検知が難しい詐欺サイトも高い精度で検出し、併用することでユーザーの安全を高めることができます。
パソコンやスマートフォンの利用に慣れていない方でも、簡単に利用でき、サイバー犯罪被害を未然に防ぐことができます。
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