インターネット詐欺リポート(2018年3月度)

インターネット詐欺リポート

このリポートについて

このリポートは、日本のインターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威に対する注意喚起を目的として、BBソフトサービス(BBSS)の「Internet SagiWall™(インターネットサギウォール)」で検知・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果を報告するものです。

検知状況

2018年3月度の総検知数は136万9,383件で、前月比2.0%減少しました。総検知数は減少しましたが、Windowsでのボーガスウエア配布サイトの検知数は2倍近く伸びており、注意が必要です。

Internet Sagiwallで検知したサイト

ワンクリック・不当請求詐欺サイト

ワンクリック・不当請求詐欺サイトは、前月比1.84ポイント減少しました。


ワンクリック・不当請求詐欺サイト検知率


OS別検知率

フィッシング詐欺サイト

フィッシング詐欺サイトは、前月比0.98ポイント減少しました。


フィッシング詐欺サイト検知率


OS別検知率

マルウエア感染サイト

マルウエア感染サイトは、前月比0.02ポイント減少しました。
※iOSのマルウエア感染サイト検知数は、WindowsやAndroidユーザーをターゲットにしたマルウエア感染サイトにiOSでアクセスしている割合です。


マルウエア感染サイト検知率


OS別検知率

ボーガスウエア配布サイト

ボーガスウエア配布サイトは、 前月比2.07ポイント増加しました。


ボーガスウエア配布サイト検知率


OS別検知率

ぜい弱性悪用サイト

ぜい弱性悪用サイトは、前月比で変わりませんでした。
※iOSのぜい弱性悪用サイト検知は、WindowsやAndroidユーザーをターゲットにしたぜい弱性を伴うサイトにiOSでアクセスしている割合です。


ぜい弱性悪用サイト検知率


OS別検知率

詐欺サイトの見分け方

会社概要をチェックする。

海外の業者は会社概要や問い合わせ窓口の情報が曖昧なことがあります。詐欺サイトでなくともこのような業者から購入するのはリスクが高いと考えましょう。

住所を検索して、会社の存在をチェックする。

日本の住所表記や会社名が表記されている場合でも、住所検索で実在する住所かどうか、その住所に会社があるか確認しましょう。

決済方法、口座名義をチェックする。

本物と区別がつかないような、完全コピーの偽サイトでは、決済方法をチェック。銀行振り込みしか決済方法がない場合、口座名義が見慣れない名義(無関係な会社名義や個人名など)の場合などは、詐欺サイトの危険性が極めて高くなります。

SSL通信が提供されているかどうかを確認する。

個人情報(メールアドレスやクレジットカード番号など)を入力するページのアドレスバーに錠マークが表示されない場合には、注意が必要です。

「詐欺ウォール® / Internet SagiWall™」について

日本人を標的とするネット詐欺サイトをブロックする、ネット詐欺専用セキュリティソフトです。ウェブブラウザでサイト閲覧中、不用意に悪意のあるサイトにアクセスした場合でも、コンテンツをリアルタイムで検査し自動的にブロックします。ウイルス対策ソフトでは検知が難しい巧妙な詐欺サイトであっても独自のAI検知技術で高い精度で検出するため、ウイルス対策と併用することでユーザーの安全を高めます。パソコンやスマートフォンの利用に慣れていない方でも、簡単に利用でき、サイバー犯罪被害を未然に防ぐことができます。

※詐欺ウォール®は、iOS、mac OS、Windows®、Android™版を提供しています。

詐欺ウォール® / Internet SagiWall™製品情報サイト

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