インターネット詐欺リポート(2015年4月度)腕時計型ウエアラブルデバイスの偽販売サイトが登場

インターネット詐欺リポート

このリポートについて

BBソフトサービスの「Internet SagiWall™(インターネットサギウォール)」で検知したデータを基にした、2015年4月度のインターネット詐欺リポートです。
このリポートは、日本のインターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威とネット詐欺に対する注意喚起を目的として、「Internet SagiWall™」が検出・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果を報告するものです。

検知状況

総検知数は88万507件で、前月比18.4%減少しました。
インターネット詐欺の種類別構成比は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが76.80%(前月比6.44ポイント減)、フィッシング詐欺サイトが19.12%(前月比4.93ポイント増)、マルウエア感染サイトが0.14%(前月比0.06ポイント増)、ボーガスウエア配布サイトが2.93%(前月比1.2ポイント増)、ぜい弱性悪用サイトが1.01%(前月比0.25ポイント増)でした。

OSごとのネット詐欺種類検知率

腕時計型ウエアラブルデバイスの偽販売サイトが登場

2015年4月度は、4月下旬に発売された腕時計型ウエアラブルデバイスの偽販売サイトが登場しました。3~4割引きという価格帯で販売価格が設定されているため、消費者心理をくすぐって偽販売サイトにアクセスさせようとする犯罪者の意図が見て取れます。
このようなサイトを利用すると代金を振り込んでも商品が送られてこない、または犯罪者がクレジットカードなどの個人情報を盗用し、通販サイトで高額商品を購入して現金化するなどの被害に巻き込まれる危険性があります。注目度の高い商品は偽販売サイトの対象になることが多く、特に高額商品に関しては不自然ではない値引きでお得感を出して購入させる手口が多く見られるので、注意が必要です。

「詐欺ウォール™ / Internet SagiWall ®」について(https://www.sagiwall.jp/

「詐欺ウォール™ / Internet SagiWall ®」は、ウェブブラウザーでアクセスしたウェブサイトの"コンテンツを解析"し、悪意のあるコンテンツをリアルタイムで検出します。悪意のあるコンテンツを検出した場合、そのサイトへのアクセスを警告し、フィッシング詐欺やさまざまなインターネット詐欺の脅威からユーザーを守るセキュリティー対策ソフトウエアです。AI検知機能を組み込んだトリプルエンジンの検知力で、ウイルス対策ソフトウエアをすり抜けてきたブラウザー経由の脅威を検出し、日々進化する脅威に対応します。

インターネット詐欺とは?

インターネットを利用して行われる詐欺行為の総称で、他のウェブサイトを装い、個人情報をだまし取るフィッシング詐欺や、加入に同意していない有料会員登録の代金を請求するワンクリ詐欺(ワンクリック詐欺)、ネットショッピングで代金未払いや商品未発送により金品を不正に得る詐欺などがあります。これらはコンピューターウイルスを使わない場合も多く、一般的なセキュリティー対策ソフトでは検知することが困難な状況です。

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