インターネット詐欺リポート(2015年3月度)詐欺サイトが新生活を応援? 新生活を切り口にした偽販売サイトが増加

インターネット詐欺リポート

検知状況

総検知数は107万9,311件で、前月比39.6%増加しました。
インターネット詐欺の種類別構成比は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが 83.24%(前月比3.23ポイント減)、フィッシング詐欺サイトが14.19%(前月比2.55ポイント増)、マルウエア感染サイトが0.08%(前月比0.05ポイント増)、ボーガスウエア配布サイトが1.73%(前月比0.59ポイント増)、ぜい弱性悪用サイトが0.76%(前月比0.04ポイント増)でした。
2015年3月度はフィッシング詐欺サイト、ボーガスウエア配布サイトの検知が増えたため、前月と比べて総検知数が増加しました。

OSごとのネット詐欺種類検知率

詐欺サイトが新生活を応援? 新生活を切り口にした偽販売サイトが増加

2015年3月度は、新生活や新年度を切り口にした偽販売サイトの検知が増加しました。4月の新生活シーズンをターゲットに、衣類や貴金属などのブランド品販売を装った手口で、社会人経験が浅い新入社員などを標的にしたものです。このような偽サイト利用すると、代金を振り込んでも商品が送られてこない、または犯罪者がクレジットカードなどの個人情報を盗用し、通販サイトで高額商品を購入して現金化するなどの被害に巻き込まれる危険性があります。また最近の傾向として、広告をクリックした人に何度も同じ広告を表示させるリターゲティング広告を利用するケースもあり、偽サイトへ誘導する手口が高度化しています。新年度など商品の購入意欲が高まる時季に偽サイトを立ち上げる手口は以前から見られますが、偽サイトの質や誘導方法が一般の通販サイトと区別がつきにくくなってきており、怪しいところが見られない通販サイトでも、決済をする前に十分に確認をすることが必要です。

過去リポート

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日本人を標的とするネット詐欺サイトをブロックする、ネット詐欺専用セキュリティソフトです。ウェブブラウザでサイト閲覧中、不用意に悪意のあるサイトにアクセスした場合でも、コンテンツをリアルタイムで検査し自動的にブロックします。ウイルス対策ソフトでは検知が難しい巧妙な詐欺サイトであっても独自のAI検知技術で高い精度で検出するため、ウイルス対策と併用することでユーザーの安全を高めます。パソコンやスマートフォンの利用に慣れていない方でも、簡単に利用でき、サイバー犯罪被害を未然に防ぐことができます。

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