みんなのネット詐欺エピソード vol.3

特集記事

皆様から応募いただいたネット詐欺体験エピソードをご紹介します。
※2024年12月31日までに応募された中から一部のエピソードをピックアップしたものです。

エピソードのご紹介

宅配便関連のSMS

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ヤマト運輸から「不在だったためお荷物をお預かりしてます」という旨のメールが届きました。荷物の番号が書いてあり、配送状況が分かるURLに誘導するような内容でした。不信に思い、そのURLには触れず、ヤマト運輸のHP上の配送状況検索をしました。検索には何も該当しなかったので、無視してましたが、何回もメールがくるのでヤマト運輸の問い合わせ先メールに問い合わせたところ、「詐欺メールなので削除してください」とのことでした。ロゴなども使っているので詐欺メールかどうかも分からないメールで怖いと思いました。その後、色んな銀行や団体を名乗るメールは思い当たる節がなければ一切開かないように気を付けています。

投稿者:ナッパさん(30代女性)

普段から詐欺には気をつけているつもりなのですが、先日びっくりする手口に遭遇しました。宅配便の不在通知を装ったメールが届いたんです。「不在のためお荷物をお届けできませんでした。再配達はこちらから」というメッセージで、リンク先も一見公式のサイトそっくり。普段からネット通販を利用するので「あれ、頼んだ荷物だっけ?」とクリックしそうになりました。でも、直前で念のため公式の追跡番号確認ページにアクセスしたら、そもそもそんな荷物は存在していないことが発覚。あのとき気づかなかったら、危ないところでした。

投稿者:ぽちさん(20代女性)

「いろんな詐欺があるんだから、オレオレ詐欺とか、他にもネットの詐欺とか、絶対に引っかからないでよ!ショートメールの怪しいものにも、反応しちゃダメだからね!」二十代の頃から、両親によくそんなことを注意していた私。そんな私でさえも引っかかってしまった詐欺を紹介します。
それは、「タイミング良すぎる(悪すぎる?)ショートメール」がきっかけでした。 というのも、私は"魔のショートメール"が来たその日、ネット通販で注文していたコンタクトレンズが「翌日に届く」ことになっていました。「荷物をお届けに参りましたが、ご不在だったため持ち帰りました」というショートメールに、「あれっ?明日コンタクトレンズ届く予定の、あれかなぁ?一日早くなったのかな?」と、目に留めてしまったのです。そして、普段なら絶対にクリックすることのない添付のURLにアクセスしてしまいました。あんなに両親には、絶対反応しちゃダメだよ、と注意していたのにもかかわらず、です。

そこにアクセスすると、「再配達依頼はこちら」というものがあり、誘導された「ご本人確認のため暗証番号を入力してください」という画面にも全く疑問をもつこともなく、紐付けしてあるアップルパスワードか何かを入力しました。すると、パスワードが違うのでもう一度入力してください、みたいな表示に切り替わりました。そこで疑問に思えば良かったのですが、再配達の依頼自体も面倒くさがりの私は、ここまできたら今済ませておきたい、という思いが強くなり、もう一度暗証番号を入力しました。するとまた先の画面が表示される、結局、同じことを3回繰り返してしまいました。それでも詐欺とは思わず、「3回入れてもダメなら、とりあえず今は時間ないし、あとにしよう!」と、後回しに。

その次の日の朝のことでした。アップルから「口座引き落とし」のメールが3件届いたんです。その瞬間、「ん??、、あ!まずい!!もしかしたら私、何かに引っかかったのでは?!」と、どこか我に帰ったというか、ネット詐欺かもしれない!と、ようやく疑問をもてたのです。でも、時すでに遅し。私が、注文しているコンタクトレンズが一日早く配達されるのかも、と思って再配達依頼のためにと入力したパスワードは、その詐欺にまんまと引っかかってしまったものでした。3度入力しているので、金額が大きくないながらも、三度、口座から引き落とされていたのです。1回目は4900円ほど、2回目が3千円ちょっと、3回目が2千円弱、、、、。金額が大きいと疑われやすいからなのか、引かれていても人によっては何かの引き落としかな?ぐらいに感じるような、そういう額でした。たまたま私はすぐに気づいたため、すぐにアップルのお客様センターというところに電話をし、状況をすべて伝えたところ、むこうでも全てを確認してくださった結果、確かに運送業者ではないとんでもないところから口座引き落としがかかってしまっていたことが判明したため、アップルを通してその引き落としを無しにしてくださり、私に全額返金する措置をとってくれたのです。

まさか自分がネット詐欺に引っかかるなんて、、、というくらい自分は気をつけていたはずなのに、そのタイミングによっては、誰でも引っかかりうるものだと実感した経験でした。両親にも妹にも友人にも「あんたじゃないから私たちは大丈夫よ!」などと今だにあの時の私をいじられることがありますが、「だって、次の日に本物のコンタクト配送があったんだよ!あのタイミングだったからだよぉーーー!」と、私は弁解してしまいます(笑)

私の場合は運良くすぐに気づいてアップルに問い合わせて調べてもらえたため全額戻って来ましたが、金額が大きくないために気づきにくいのが、この手の詐欺のようです。何回かに分けて少額を、、それでも一人からトータル1万円。500人ならそれだけで500万円を犯人たちが得ているんだと考えると本当に許せないです。そうして荒稼ぎしている人たちにこれ以上良い思いなんてさせないために、高齢者だけでなくある若い人たちも本当に注意して欲しい、そう強く感じた経験を紹介いたしました。

投稿者:はむのすけさん(40代女性)

運営からの一言

非常にタイミングが悪い「巧妙なネット詐欺」に引っかかってしまった体験談です。
配送通知や普段利用するサービスに似せた詐欺メールは信用しやすく、つい行動してしまう要因になりがちです。大量にフィッシング詐欺のメールを打てば、「そういえば荷物が届く予定だった」「以前登録したあのサービスかも...」と心当たりがある人に届く可能性が高まります。
身に覚えのないメールだけでなく、身に覚えがあるメールであっても注意が必要です。

フィッシングメール・迷惑メール

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警察庁から、私の子供が会社のお金を約20億円横領したとのメールが届きました。結婚もして無ければ、子供もいないのに。なんなら、子供(仮)の方が私の勤め先よりも資産のあるところに勤めてる。

投稿者:ぱろぱろさん(30代女性)

Instagramにて応募していないサイトから、旅行券当選のメールが届きました。しかし、当選者である自分の個人名あてのものでなかったので、画面をよく見ると、他の旅行サイトの画面が貼り付けてあるのがわかりました。そして、個人情報を入力するよう誘導していました。当選したものなら、すでにこちらの情報は、相手にあるはずなのに改めて個人情報を求めていたので、おかしいと思い、このメールは削除しました。

投稿者:ino99 さん(60代男性)

「決済がうまくいかなかったため、クレジットカード情報を再度入力してください」という旨のメールが届いた。普段だったら疑って入力はしないが、寝起きで頭が回っていなかったということと、前日に商品を注文していたため、なんの疑いもなく入力した。入力後に怪しいということに気づき、急いでクレジットカード会社に連絡をしてカードを止めてもらった。サイトを再度確認してみると、他のページには飛べなかったりなど、すぐに偽サイトだということがわかるクオリティだった。

投稿者:ひばさん(20代男性)

  • 「銀行がアカウントのセキュリティ問題で確認を必要としている」と書かれたメールを受け取りました。メール内のリンクから偽の銀行サイトにアクセスし、必要な情報を入力しましたが、後で実際の銀行から連絡があり、その情報がすでに不正に使用されていることが判明しました。
  • SNSで「格安スマホ」を販売しているアカウントを見つけ、サイトを訪れて商品を購入しました。販売者は「在庫が少ないため、先に全額を支払ってください」と言い、前払いをさせた後、商品は届かず、サイトも閉鎖されていました。

ネット詐欺は非常に巧妙であり、被害者になる前に慎重に確認することが重要です。信頼できるサイトやサービスを選び、疑わしい場合は情報を調べることが大切です。

投稿者:りえ さん(20代女性)

ある日スマホに『お久しぶり』と知人を装ったメールが届きました。内容はメールアドレスを変更したので登録してほしいというものでした。相手の名前は一切なく、メールアドレスも英文字をバラバラに組み合わせたものでした。絶対におかしいと思いそのまま携帯会社に迷惑メールとして報告し、無視しました。もしこれを知人からだと勘違いして返信していたらどうなっていたでしょう。個人情報を盗まれてしまったかもしれません。不明なメールには絶対返信してはいけません。

投稿者:ぴんくのうさぎさん(30代女性)

偽販売・詐欺サイト

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もう10年以上も前の話である。深夜だった。ブランドのバッグをネットで購入しようとしていた私は、たまたま画面に出てきたアウトレットでの広告を見て、そちらにアクセスした。私が欲しいタイプは残り1点である。ずいぶん安くなっている。早く購入しないと無くなってしまう。大急ぎでそのバッグをカートに入れて、クレジットカード決済に進もうとすると、現在カードが使えず振込のみの扱いになっているらしい。どういうことかと思ったが、悩んでいるうちに他の人にバッグを買われてしまうかもしれない。でも、大丈夫、私はネットバンキングもちゃんとやっている。早速、商品の代金をネットで振り込んだ。これで大丈夫、お気に入りのブランドバッグが安く買えた。やったーと喜び、その日はぐっすり眠った。 雲行きが怪しくなったのは、5日ほど経った頃だった。バッグが届かない。購入したサイトにメールで問い合わせてみた。おかしな日本語で発送済みとの返信があった。少し不安になったが、返信があったんだから大丈夫と自分に言い聞かせた。それからしばらくして、国際郵便でテープが汚らしく貼られた粗悪な段ボール箱が届いた。その箱を見たとたん、「やられた」と思った。安っぽい箱を開けると、中から私が購入したものとは全く別物のバッグが出てきた。返品しようにも、発送先も書かれていない。

消費生活センターに電話したが、諦めるしかないと言われた。しかし、私は諦めなかった。問い合わせ先メルアドにC.CとB .C.Cを駆使して、毎日100通ほどのメールを送信し続けた。「商品が違っています。交換お願いします。下記に送ってください」送り先の住所宛先は地元の警察の生活安全課にした。そして、メールを送信し続けて半月ほど経った時、私の口座に入金があった。数字を見て一瞬、商品代金全額かと思ったが、よく見ると一万円単位の数字と一円単位の数字が逆さに入れ替えてあった。32100円を12300円に変えるというやり方である。それでも、一部は戻った。全額ではないが、私の執念は勝ったのだ。この話を地元の消費生活センターにも連絡したところ、私のしつこいメール作戦を、一つの事例として記録するとのことだった。

投稿者:fuuさん(60代女性)

どのサイトを検索しても取り扱い終了をしていた、大好きなアーティストのビデオクリップ集。それでも諦めきれずに色んなワードで検索していたら、あるサイトで奇跡的に見つけることができたのです。売り切れるのを恐れて、飛びつくように即購入ボタンを押し、受付完了!その後、クレジット決済を選択したつもりが、聞き慣れないBitCashというものでの支払いを提示され、指示されるまま決済を終了。
ホッとして、商品の到着をいまかいまかと待っていました。しかし、それから3日経ち、5日経ち、1週間が過ぎ、まだ届かない。さすがにおかしいと思い、そのサイトに対し、メールを送ってみました。しかし、返信はありません。今思えば、支払い完了後の相手からのメール本文もおかしな点があったのです。カタコトの日本語の文章や、曖昧な表現、日本人ではないなと思っていました。
そこで、サイトに掲載されていた電話番号に問い合わせをしてみると「現在、この番号は使われておりません。」ハッと青ざめました。そこでやっと詐欺に気づいたのです。その後、検索してみると同じような手口が出てくるわ、出てくるわ。まず、サイトのURLが正規のものではないことに気づかない。また、実在する通販サイトと見た目がそっくりだから疑わない。細かいところなんて見ている余裕は無い。どうしてもそれが欲しくて興奮している人間の心理を逆手にとるなんて許せない。しかも、どのサイトよりも商品の値段が安かった。しかし、これを教訓に、通販サイトを利用するときには一旦落ち着くこと。そして、そのサイトが本物であることを確信してから購入する。自己責任。そう言われてしまうと悔しいけれども、結局は泣き寝入りするしか無いのが現実です。

投稿者:サギ撲滅さん(40代女性)

ネット証券についてグーグルで検索していたところ、証券会社のサイトに違和感がありアドレスを見ると「https」ではなく「http」!!もう一度検索して見ると、やはり偽サイトでした。検索候補上位にも偽サイトが表示されるなんて!!ぱっと見て違いがわからなかったのでアドレスを確認して正解でした。

投稿者:まなかさん(30代女性)

海外のサイトでどうしても欲しい物があり、クレジットカードを使って何度か買い物をしたところ、カード会社から何十万と請求されてますが心当たりはないですか?と連絡がきました。トータルで考えてもそんな額にはなりませんし、サイト名をいくつか言われても全く心当たりがありませんでした。また言われたサイト名を検索してもヒットしない事をカード会社に言ったところ、海外ではサイト名と利用店の名前が一致しないことがよくあるそうです。尚且つ国内よりも捜査に時間がかかり、不正利用された店舗もいくつかある事から、数ヶ月経った今でも連絡がありません。そしてこの出来事から海外のサイトは一切使わなくなりました。どうか皆さんも気を付けて下さい。

投稿者:当たり屋さん(30代女性)

10年以上前ですが、急な入り用でお金を借りようとインターネットでどこがいいのか検索。トップに出てたことで信用できると思い込み申し込みしました。翌日連絡があり信用情報得るためにと2社の消費者金融に借入するように言われました。向こうからフィッシング詐欺ではないですかと聞かれたら違いますと答えてくださいと指示があり、当時フィッシング詐欺が分からなかった為言われるがまま答え2社50万ほど借入。その後すぐに振り込み指示があり疑うことなく振り込み。すぐに戻ってくると思ったお金は当然戻って来ず、警察に行くもフィッシング詐欺ですねと特に相手にしてもらえず借金だけが残ることになりました。その後2年ほど、しらない電話番号から頻繁に電話があり「お金に困ってませんか」と言ったような電話がかかってましたが2度とひっかかるか!と思いながら知らない電話はとらないようにしました。でも本当にしつこかったです...今は返済終了。2度と同じ過ちを起こさぬよう詐欺に気をつけてます。

投稿者:匿名(40代女性)

自分が欲しいサプリメントをネットで検索していましたが正規の値段では高く手が出せなかったため、3割引きぐらいになっているサイトを見つけ、心の中でやったー!!思い入金しました。しかし1ヶ月以上経っても物は届かず連絡するも、カタコトの日本語で返金できないとのメールが返って来たため騙されたのだなと思い、これは勉強代だと思い仕方がないと諦めていました。すると銀行から電話がかかってきて、「あなたが入金した人物宛にたくさんの苦情がきていて現在その人の口座を凍結しています。あなたも入金されたようですが詐欺で騙されたのではないですか?返金しますので銀行まで来てください」とのことで無事に返金して頂きました。返金してくださったことはとても嬉しかったですが、やはり正規の値段から大幅に安いという甘い話は無いのだと実感することができました。

投稿者:あとべさん(30代女性)

運営からの一言

正規価格よりも大幅に安い価格のサイトに惹かれるのは多くの人が共感するところだと思います。また価格が安いだけでなく、「期間限定セール」「あと1時間で終了」といった限定的な文言で判断を急がせる詐欺サイトの手口も存在します。お得な買い物だと思っても一度サイト情報や口コミを調べてみるなど、冷静な行動が大切ですね。

原因不明の被害

インターネットサイトの商品をクレジットカードで購入していたら、どこかで漏れていて、勝手に使われるところだった。久しぶりにクレジットカードを使おうとした時にカードが使えなくて、カード会社に連絡したら、普段と違う系統のサイトにアクセスしているということでカード会社が止めてくれていたが、誰にでもありえることなので、怖かった。

投稿者:にんじんさん(20代女性)

ネット詐欺エピソード募集について

募集内容:ネット詐欺に関する応募者ご本人または家族の体験に基づくエピソード
募集期間:2024年7月10日~2025年3月31日 23:59まで(各締切日:2024年8月31日、2024年10月31日、2024年12月31日、2025年3月31日)
※各締切日に応じてエピソードが採用された方には、Amazonギフトコード1,000円分をプレゼントいたします。
※ご応募いただいたすべてのエピソードを掲載するものではございません。

詳細ページ:https://www.sagiwall.jp/lp/episode2024/