みんなのネット詐欺エピソード vol.1

特集記事

ネット詐欺被害をゼロへ! ご自身の身近にも起きかねない実際に遭ったネット詐欺体験エピソードをご紹介します。
ネット詐欺の手口を知ることでネット詐欺被害から身を守りましょう!

エピソードのご紹介

ETCをかたるフィッシング詐欺

車で旅行に出かけた際に、ETC会社から利用停止の案内がメールで届きました。次の日に高速で帰らなければならない為、急いでクレジットカードで支払いをしようとした所、友人に「それってちゃんと合ってる?」と尋ねられ、メールを確認してもらいました。 メアドが訳の分からないところからきており、サイトもよく見るとおかしな点があり、詐欺だと気づきました。危うくクレジットカード番号を入力して騙されるところでした...。

投稿者:はる さん(20代女性)

運営からの一言

ETC 利用照会サービスをかたったフィッシング詐欺の事例は頻繁に確認されています。「更新しなければ自動的に解約となる」といった文面は、直近で車を使用する予定がある時には焦ってしまいますね。今回ご友人の指摘で気付けたように、慌てている時は他の人に相談してみることで冷静に判断ができるかもしれません。

ある日迷惑メールをのぞくとETCの照会サービスからのメールがありました。
ちょうど引っ越しで住所が変わっていたこともあり、「迷惑メールに入ってしまったんだなあ」と、何も疑わずリンクをクリックし、情報を入力してしまったのです。しばらくしてETCの照会サービスを利用しようとしたところパスワードが思い出せずログインができませんでした。そこで、コールセンターに問い合わせしてみたところ、登録自体がないとのこと。引っ越しした時に車も手放したので登録解除したのでしょう。その時はじめてフィッシング詐欺にあったんだと気づき、本当に落胆しました。

投稿者:にー さん(30代女性)

偽販売・偽サイト

ネットでサイトを見ていると、バナー広告で有名ブランドの時計が安値で販売されていました。元値から割引された金額に惹かれ、早速代引きで注文をしました。 その後、お得に購入できたことを友人に話したところ、詐欺サイトではないか?と言われました。私はそもそも、公式サイトだと信じていたので、そんなことはないと否定しつつサイトを見せることに。 すると、友人から 「広告から飛ぶ詐欺がある、広告からクリックした先が公式サイトとは限らない 」と言われ、サイトの文面の日本語がおかしい ことなどから詐欺であることがわかりました。慌てて商品を受け取りを拒否することで事なきを得ました。

投稿者:ネコロジー さん(40代男性)

息子が中学生の頃、ネットで新しいスニーカーを探していて気に入ったものがありました。

しかし値段が高かったので「もっと安く売っているサイトはないか?」と調べたところ、あるサイトを見つけました。

おかしいなと思ったのはサイト名がない点です。しかしそれ以外は普通のネットショッピングのサイトで、あらゆるジャンルのものが売っていて、文字の乱れなどもなく、おかしなところはありませんでした。他より3000円近く安いので、ここで注文をしようと申し込み画面に進むと、支払いは銀行口座に振り込みの一択でした。2つ目におかしいなと思ったのは口座名が日本人の名前ではなく、なぜか「3260円割引します」と、突然割引のメッセージが書かれていて金額も中途半端だったことです。しかし割引は嬉しいのでそのまま支払いの手続きに進みました。何日経っても商品が届かないことを不思議に思って名前で検索したら、詐欺被害の書き込みを見つけ、あれは詐欺サイトだったのだとわかりました。

詐欺サイトかも?と警戒したほうがいいポイントとしては、サイト名がないこと、支払いが銀行振込一択であること、金額が他サイトよりやけに安いことなどが挙げられると思います。

投稿者:真実さん(50代女性)

私の趣味は骨董品収集でヤフーオークションをよく利用して買い物をしています。 ある時、どうしても欲しかった商品を落札に失敗し、落ち込んだ日々を過ごしていました。 暇な時間を使って検索サイトで数日間その商品を探していた際、見慣れないオークションサイトで見つけたのです。 そのサイトは多くの利用者がログインしている様子をカウント表示してあったので、つい信用をしてしまいました。 私はクレジットカード情報を決算するため、カード番号を打ち込んだところ、落札までいかず、進めない仕様でした。 結局、当時フィッシングサイトを知らなかった私はそのまま疑問に思うことなく、何もせず過ごしていたところ、クレジット会社から見覚えのない商品が落札されていると電話があって初めて詐欺被害に遭ったことに気付いたのです。 皆様も都合の良い解釈をせず、信用できるオークションサイトを使うなどして、詐欺に遭わないよう注意をしていただきたいと思います。

投稿者:カツさん(30代男性)

運営からの一言

欲しかった物をオークションで落札できるかも、という状況は冷静な判断がしにくくなります。更に利用者の数がリアルタイムでサイトに表示されていた(※これも偽の情報である可能性もあります)ということで、焦ってしまう可能性が高くなります。骨董品やレアなグッズ、海外でしか購入できない商品など、一般的には手に入りにくい物を購入する際は一層注意が必要ですね。

フィッシング詐欺

持っていないクレジットカードの 多額のご利用速報が来て『この案内が間違っていて使っていない場合は こちらに連絡下さい』と書いてありました。カードを持っていないから 使っていないので 、つい間違いであると 連絡しそうになりました。よく色々手口を考えつくなと感心しました。

投稿者:Kさん(20代女性)

Amazonを名乗る連絡先から、「ご注文ありがとうございました」と身に覚えのない注文確認メールが届きました。あまりにも自然で巧妙な内容だったので、思わずメール内の「確認する」ボタンを押しそうになりましたが、一度夫に相談してみることに。夫からはAmazonにログインして注文履歴を確認するようアドバイスをもらい、確認してみるとやはり注文実績はなく、詐欺メールということがわかりました。自分ですら焦ってクリックしてしまいそうになったメールだったので、きっと高齢の母は迷いなく騙されてしまうかもと思い、スクリーンショットですぐに共有しました。

投稿者:塔の下のあかりさん(30代女性)

外出先て何気なくスマホを見ると、いつも使っていないメールアドレスに「メルカリからのお知らせ」が来ていました。「しばらくログインしていない方はここからログインしてください」といった内容でした。おかしいなあと思ったのですが、ログインしてみようかなと思って入ろうとしたら、ログイン出来ませんでした。ここで初めて「やられた」と気がつき、急いでメルカリのアプリからログインし、パスワードを変更しました。 そのあとすぐ、携帯に何回か電話があったのですが、詐欺集団の人からの電話だとわかっているので出ませんでした。 やっぱりちょっとでも普段と違うなあと思うことがあったら、やってはいけないなあと痛感しました。

投稿者:すもももももももももももさん(40代女性)

ある日Amazonから「お荷物の受け取りをご希望の日時をお選びください」との旨のSMSが届きました。

前日にAmazonを利用して買い物をしていたので、誘導されるがままその際購入した商品の日時指定をしようとリンクを開こうとしたところ、ふと、いつもならキャリアメールの方に連絡が届くはずだとよぎりました。

不安に思い調べてみたところ同様のSMSを送り住所を入力させる手口が急増しているらしく、まさにこれが個人情報を抜き取るためのリンクであると気付くに至りました。

普段からネットに疎い祖母や母親に対し迷惑メールは無視をするよう注意喚起をしている立場であるのに、いざ自分に降りかかるとなると咄嗟に気付けませんでした。

これからは自分の判断だけでなく家族と相互的に確認し合おうと思った出来事でした。

投稿者:かまぼこさん(20代女性)

運営からの一言

大手ECショップや宅配便業者を装って送られるメールやSMSは、フィッシング詐欺の中でも非常に多く確認されている手口です。ご家族に対して日頃から注意喚起をするなどネットに対して高い意識を持っていても、タイミングや状況によっては騙されそうになってしまう、という危険性が伝わるエピソードでした。いつどんな状況でネット詐欺に出会うか分からないからこそ、個人情報やカード番号などを入力してしまう前に確認する冷静さが大切です。

20代の頃に一度だけひっかかってしまった詐欺があります。Appleの正規のショップで購入後、数日経ってからSMSでAppleを名乗った不在宅配通知メッセージがきました。タイミング的にも購入した物関係かと思った私は、すぐに添付のURLにアクセスしたところ電話番号の入力を求められました。本人確認かと思い何の疑いもなく入力し、その後すぐにSMSで4桁の数字が送られてきました。更に、アクセスした先ではその4桁の数字の入力も求められました。

数字の入力後は何の音沙汰もなくなり、バイトに行く時間だったので一旦そのまま放置してしまいました。バイトの休憩時間に何気なく携帯電話料金の確認をしていたところ、料金が見たことのない金額になっていることに気付きました。調べると料金合算支払いで、何らかのアプリに課金した記録が4件ありました。しかもその日のうちにです。もちろん私はバイトをしていたので、課金なんて全く身に覚えがなかったのです。1件目は300円ほど2件目は1000円ほどでしたが、3件目から10000円を超える課金が...。今にして思えば、おそらく詐欺した側も本当にいけるかどうか1.2回試してから本腰を入れたんでしょうね。笑 すぐに電話会社に連絡しましたが、課金されたものは取り返せない、もうどうしようもないとのこと。結局その番号はすぐに解約することになりました。次にクレジットカードの番号などの変更や、AppleDなども登録し直したり、電話会社では解約違約金や手数料等も余計に支払うことになりました。詐欺にあって既にお金を失っているのに、これ以上の被害拡大を防ぐために本来ならば支払わなくても良かったお金をさらに支払わなければならず、当時は本当にショックでした。

これまでは お年寄り=詐欺被害にあってしまう というような認識でしたが、まさか自分が詐欺にひっかかるとは。失ってしまってから後悔しても遅すぎますが高い勉強代だと思い、それ以降は知らない電話番号からの着信やSMS等はすぐに対応せずに一旦放置見送りして、ネットで番号を必ず検索するようにしています。

投稿者:ざびさわさん(30代女性)

アダルトサイトの不当請求

中学生の時、アダルトサイトを見てしまい、つい夢中になって見続けていました。 あるサイトで「動画を見るために登録が必要です」と表示されたので、住所、電話番号などを書き、登録してしまいました。 すると、1週間くらい経った後、一通の封筒が届き、それを親が見て「え?何これ、なんか変なもの来てるんだけど、何かした?」と言ってきました。 中身はアダルトサイト(アダルトコンテンツ)の請求書でした。 登録してしまったことは確かに自分ですが、親には「え?知らんし、そんなの」といったと思います。 親には正直に言えませんでした。 随分前のことであまり覚えていませんが、いつまでに支払えとか書いてあったと思います。 架空請求・不当請求といいますか、その当時そのような言葉がそれほど浸透していなかったと思います。 それで、親が必死にネットで調べたりして、支払わなくていいと知り、安堵していました。 同じく自分も支払わなくていいと知って安堵し、勉強になったと同時に、正直に言えず、 情けなさや恥ずかしさやら様々な感情があったことを覚えています。 自分に落ち度はありますが、そのようなサイトで登録してはいけないんだと学びました。 今なら架空請求や不当請求、あらゆる詐欺について簡単にスマホでも調べられますし (その当時はスマホはない)ネットで分かるため、騙されることはまずないと思いますが、 それでも100%ではないと思い、いつ、どこで、どう騙されるかわからないと、 常に、詐欺について意識しています。 ネット詐欺に関するエピソードでこのような体験談で良いのかわかりませんが、 なんとなく覚えていることを書いてみました。

投稿者:カルさん(30代男性)

SNS懸賞

X(旧Twitter)で懸賞に応募するためだけのアカウントを作りました。詐欺が怖いので、初めはギフトコードやQUOカードPayなど、住所を送らなくてもデジタル上でやり取りできるものに限定して応募していました。しばらく経ち、懸賞について一通り理解できたな。と感じて、いよいよ実際に商品が届くというものに参加してみようと思ったのです。やはり詐欺が怖いのでフォロワー数が多く、実際に当選した人の報告も多いアカウントを選び、私はたしか、抽選でワイヤレスイヤホンが貰える懸賞に応募しました。数日経ち、そのアカウントからDMが届きました。私が抽選で選ばれたという内容だったのですが、送られてきた文章を見るとどこかおかしいのです。そのアカウントが言うには、「まずお金を支払っていただければ、こちらから商品をお届けします。実際に商品を使って頂き、そのレビューを書いて頂ければ、預かったお金はお返しします。」ということであるようでした。私はそこで「無料でプレゼントということだったのに、お金を支払うのはおかしい」と気づけたので、そのDMには返信せず、怖くなったので懸賞用のアカウントも消しました。実際に当選して自宅に景品が届いた、と写真付きで報告していたアカウントは全てサクラだったのかと思うと、騙された人が多いのではと思い心配です。

投稿者:みじんこっく。さん(10代女性)

偽アプリ

数年前の話です。携帯販売の仕事をしていた私の影響もあり、親もスマホのデータ通信量やメモリ空き容量について意識しているようでした。ある日、「色々対策しているのに通信量が減らないし電池もすぐになくなる!」と相談を受けてスマホを見ると、クリーナーアプリの警告文が数秒おきに表示されている状態に......。不安を煽って他のアプリのインストールへと誘導する詐欺アプリが入っていると分かったので、その時点で入っているものについてはすぐにアンインストールしました。相談してくれなかったら芋づる式に大量のアプリを入れていたかもしれないと思うとゾッとします。 セキュリティに無関心なのも怖いですが、ある程度対策意識を持とうと思っている人を狙った詐欺もたくさんあるので、初手で信頼できるセキュリティソフトを入れるのが安心だなと思わされた出来事でした。。

投稿者:あのうみ さん(20代女性)

出会い系詐欺メール

新卒で入社した頃、同僚に真剣な顔で相談があると言われました。
聞いてみると、「実は私、松潤とメル友なんだ、、」と打ち合けられ、はい!?と聞き返すと、ある日突然メールが届いてからメル友になったとのこと。そのきっかけになったメールを見せてもらうと、内容を詳しく見るには以下のURLをクリック!とリンクが貼られたどう見ても課金制の出会い系詐欺のメール。しかし同僚は本気で松潤だと信じている様子で、松潤の悩みを聞いてあげているけどたくさんストレスを抱えているから心配、、と。それはそういう詐欺だから、とよく説明しましたが、半信半疑な同僚。こんなに純粋な心を利用するネット詐欺を許せない気持ちでいっぱいでした。

投稿者:たま さん(30代女性)

偽警告

メールを確認していたら急にパソコンから警戒音が鳴りだしどんなにしても鳴りやまないので、困ったときの電話番号を、表示されていたので、電話するとパソコン画面に、外人が出て修理するには、5万円かかると言われ値切ると3万円でよいからと言われ詐欺だと気づき強制終了しました。以後メールアドレスを変えました

投稿者:匿名(70代男性)

休日の昼下がりに自宅でパソコンで遊んでいたら、何かの弾みで突然「このパソコンはウイルスに感染したのでロックします!」と警告メッセージが出て進めなくなりました。

解除するにはサポートデスクに電話くださいとあるので、そんなこともあるのかと何も考えずにスマホで画面の電話番号に電話してみました。

電話したらマイクロソフト社員を名乗る外国人が出て、パソコンの状態を確認しますから、と言われるままにキーボードを打ってリモート操作となり、その外国人がオンラインで登場して顔写真入りのマイクロソフト社員証を見せられ、画面が切り替わってこれが今のあなたのパソコンの状態ですとそれらしく変遷していって、こことここが問題で修理が必要ですと言います。そうですか、わかりましたと答えたら急にお金の話になり高額の金額を提示され、修理代と保証代です、払わないとこのパソコンもダメになるしこれからあなたが使うインターネットもメールも全部ダメになります。どうしますか?と怪しい話になってきました。

半信半疑でどうやって払うのかと聞くと、これからコンビニへ行ってウェブマネーを買ってきて番号を教えてくださいと言います。これで詐欺であることが確定したのですぐにスマホとパソコンをブチ切りして終わらせました。

後からネットで検索したら「サポート詐欺」と呼ばれるもので手口が一緒でした。偽のメッセージで電話を誘導して偽の画面で不安を煽って騙そうとします。家庭のパソコンを普通に使ってウイルスに感染することはまずないし、マイクロソフト社員が社員証を見せることもなければ金銭を請求することも絶対にないそうです。(※見せられたのはもちろん偽の社員証でしたが、そもそも本物を知らないのでわかりません)

私は迂闊にも電話して引っかかるところでしたが、こんなインチキ警告メッセージは無視です、無視。

投稿者:ふくちゃん さん(50代男性)

運営からの一言

近年報告数が増加している偽警告、サポート詐欺と呼ばれるネット詐欺の手口です。「ウイルスに感染した」など警告を出し、表示した電話番号に電話をかけさせて偽のサポート窓口に誘導します。アラート音やアナウンス音声が流れたり、警告画面が閉じられなくなったりするなどして焦らせてくる場合もあります。このような警告画面が出ても画面の指示には従わず、パソコンの「ESCボタン」を押してブラウザを閉じるなど、焦らず冷静に対応することが重要です。

ネット詐欺エピソード募集について

募集内容:ネット詐欺に関する応募者ご本人または家族の体験に基づくエピソード
募集期間:2024年7月10日~2025年3月31日 23:59まで(各締切日:2024年8月31日、2024年10月31日、2024年12月31日、2025年3月31日)
※各締切日に応じてエピソードが採用された方には、Amazonギフトコード1,000円分をプレゼントいたします。
※ご応募いただいたすべてのエピソードを掲載するものではございません。

詳細ページ:https://www.sagiwall.jp/lp/episode2024/