セキュリティソフトの必要性とは?~イチから知りたい脅威と対策方法~

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日常生活ではスマートフォンを使うことが多くなったとはいえ、情報量の多いパソコンはまだまだ必須ですよね。また最近はテレワークや動画作成などの目的で、機能が充実したパソコンの需要が高まっています。

パソコンを購入する時に一緒に考えなければならないのがセキュリティソフトについてです。特定の製品やOSであればウイルスの影響を受けない、ということはありません。例えば最近ではmacOSを狙ったマルウェアが急速に拡大しています。「自分は大丈夫だ」と思ってセキュリティ対策を怠っていてはいつ被害に遭ってもおかしくないでしょう。今回は「そもそもセキュリティソフトは何のために必要なのか?」「どんなものを使ったら良いのか?」ということを改めて考えていきましょう。

身近に潜むコンピュータウイルス

インターネットを利用するにあたり、どんなことに注意していますか?

インターネットには、例えばフィッシングメールや偽サイトに騙される、SNSや掲示板などを通して事件に巻き込まれるなどの危険があります。むやみに怪しいメールをクリックしたり、個人情報を書き込んだりしないように注意しなくてはなりません。そして、同じくらい侮ってはならないのがコンピュータウイルスです。

コンピュータウイルスとは、他のコンピュータに入り込んで、パソコンを攻撃したり情報を盗んだりする目的で作られた不正なプログラムのことで、その動きがウイルスを連想させることからそう呼ばれています。コンピュータウイルスはメールやWEBサイト閲覧などの様々な経路から侵入する可能性があります。実際に感染してしまった場合、自分のコンピュータが被害を受けるだけでなく、別のコンピュータを攻撃するための踏み台にされて加害者になってしまう可能性もあります。

ウイルスの主な種類

  • ①マクロウイルス
  • WordやExcelなどのOffice アプリケーションのマクロ機能を利用して作成されたコンピュータウイルスです。

  • ②ファイル感染型ウイルス
  • 「.com」「.exe」といった拡張子の実行型ファイルに付着しているウイルスです。プログラムを勝手に改ざんし感染・増殖します。

  • ③トロイの木馬
  • 正規のソフトウェアであると正体を偽り、安全だと信じ込ませることでインストールさせ、侵入するウイルスです。感染後にも、ユーザーに気づかれないように動作するのもトロイの木馬型の特徴です。ギリシア神話のトロイア戦争で、巨大な木馬の中に兵士たちが隠れて敵の城に侵入したというエピソードから名づけられています。

  • ④ワーム
  • 他のコンピュータへのウイルス拡散を目的としたウイルスです。単体で存在し、自己増殖を行います。

この他にも新しいウイルスや、複数の特徴が組み合わさった複雑なウイルスが日々生み出されています。情報セキュリティ白書2020によると、2019 年IPAに寄せられたウイルス等検出数は、前年より18.0%多い746,206個でした。

参照:情報セキュリティ白書2020
https://www.ipa.go.jp/files/000087025.pdf

対策方法

このような被害を防ぐためには、怪しいメールをクリックしない、安全なサイトを閲覧する、データをバックアップしておく......などの対策のほかに、セキュリティソフトを導入することをお勧めします。

セキュリティソフトはファイルなどにウイルスが含まれていないかチェックし、また既に侵入してしまったウイルスを駆除する機能を持ちます。ウイルスは日々新しいものが出現しているため、新しいウイルスに対応できるよう常にデータをアップデートしているセキュリティソフトが必要なのです。

セキュリティソフトの選び方

では、どんなセキュリティソフトを導入すればいいのでしょうか。現在は各メーカーにより様々なセキュリティソフトが提供されています。自分にとって大事なポイントを押さえて選びましょう。

①対応機器で選ぶ

まず導入を考えている機器にインストール可能かどうか、セキュリティソフトが対応している機器やOSの要件を確認しましょう。またパソコンだけではなくスマホやタブレットでも利用できるセキュリティソフトもあります。

②機能で選ぶ

ウイルスを検知する能力に加え、お子さんのためのサイトフィルタリング機能など、どんな機能を持っているかにも注目です。

③利用料金で選ぶ

同じセキュリティソフトでも、購入方法によって使用料は変わってきます。例えば1年版と3年版がある製品では、3年版の方が一度に払う価格は高いですが年ごとに換算すると1年版よりお得な場合が多いです。また年額ではなく、月額で払っていくサービスもあります。価格が安くても機能が弱かったり自分の求めていたものではなかったりするとセキュリティソフトは意味がないので、自分に合った製品の支払い方・料金を考えてみましょう。

ノートン セキュリティ オンラインの特長

セキュリティバンクで購入できる「ノートン セキュリティ オンライン プレミアム/デラックス」の特長を、セキュリティソフトの選び方に沿ってまとめてみました。

① 対応機器

マルチデバイス(Windows・Mac・Android・iOS)に対応しています。また1ライセンスで3台分まで、自由な組み合わせで端末にセキュリティソフトを適用することが出来ます。
例:自分用のパソコン(Windows)、子供用のパソコン(Mac)、スマートフォン(iOS)の3台に適用可能!

② セキュリティ機能

ノートンセキュリティ オンラインの主な機能 ※Windows版

  • ウイルス・スパイウエア対策
    ウイルスのあらゆる感染経路を監視し自動的に駆除します。セキュリティソフトを評価する第三者機関「SE Labs」による調査では防御力AAAを獲得しています。
    * SE Labs CONSUMER REPORT( January - March 2016 ~October - December 2019) , Dennis Technology Labs Home Anti-Virus Protection (October - December 2013 ~ October - December 2015) 26回のうち、9回はDennis Technology Labsのテストです。SE LabsはDennis Technology Labsのテスト手法を継続して実施する第三者調査機関です。
  • 不正侵入防止
    機能性と速度が向上した独自のファイアウォールによって、ネット犯罪者によるパソコンへの侵入を自動的に防止します。
  • 個人情報の保護
    危険なウェブサイトやフィッシングサイトへのアクセスをブロックすることで個人情報を守ります。またIDやパスワードなどの情報を一括管理できる機能もあります。
  • チューンナップ
    自動でパソコンを最適な形にメンテナンスします。パソコン起動時間の短縮・ディスク最適化など、いつも快適な状態でパソコンを使えるようになります。
  • バックアップ(プレミアムのみ)
    パソコンの画像などの大事なデータをクラウド上に保存してくれる「バックアップ機能」です。セキュリティだけではなく万が一に備えてのバックアップも安心です。

※その他デバイスごとの詳しい機能はこちらから

③ 利用料金

「ノートン セキュリティ オンライン プレミアム/デラックス」は月単位での契約サービスです。毎月自動更新なので更新切れを起こすことなく、製品変更や解約についても月毎にお好きなタイミングで選択することができます。

このように、「ノートン セキュリティ オンライン プレミアム/デラックス」はセキュリティ機能の評価も高く、マルチデバイスに対応しているため、自分でセキュリティソフトを導入するのは初めてという人にもおすすめです。

製品比較表

ノートン™ セキュリティ オンライン プレミアムノートン™ セキュリティ オンライン デラックス
価格月額627円(税込)月額539円(税込)
利用可能デバイス数3台3台
利用可能OSWindows, Mac, Android, iOSWindows, Mac, Android, iOS
お申し込み月無料
Windows向けバックアップ機能

まとめ

インターネットを使う上での脅威であるコンピュータウイルスと、その対策方法の一つ「セキュリティソフト」についてご紹介しました。パソコンやスマートフォンで出来ることが増えれば、その隙をつくコンピュータウイルスも進化していきます。常に最新のセキュリティ情報とセキュリティソフトで対策をしていきましょう。そしてパソコンを新しく購入予定の方や、改めてセキュリティ対策について見直したい方は、ぜひ参考にしてみてください。


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